チェロ用テールピースの艶消し

チェロ本体

プラスチック製のテールピースは軽くて丈夫で音も悪くなく実用性の高い製品です。

しかしながら、プラスチック製の特性として表面がテカテカとしていますよね。

経年変化のある渋くて貫禄のあるチェロに装着すると、プラスチック製のテカテカとしたテールピースが全体の見栄えを損なう可能性があります。

いい意味でステージ映えするのであればよいですが、テールピースだけがピカピカしているのも何か対策したいなと思いました。ちなみに私はプロでも何でもなく、ステージに立つことは無いです。自己満足がどなたかの参考になっていれば嬉しいです。

「テカテカ」から「しっとり」に変えたい

今回、ツヤツヤテカテカの見た目をしっとりとさせる試みのチェロ用テールピース
メーカー:Weidler
製品:AKUSTICUS MADE IN GERMANY

ドイツの有名なヴァイオリン部品メーカーのWeidler(バイドラー)社製の軽量プラスティックテールピースです。

テールガットは交換する

見た目しっとり化の前に、純正のテールガットはスチール製のテールガットが付属していますが、極細のハリガネのようものです。このテールガットは堅牢性を維持しつつ重量を軽くできるため採用されているようです。

プラスチック製特有のテカテカした見た目を程よく艶のありつつしっとり落ち着いた感じにしたいのです。

しかし、ハリガネが細すぎるため木製であるエンドピンとサドルに長い時間が経つと割と食い込んでしまいます。木部との接点のダメージが気になる私はケブラー製の大変丈夫で伸びにくくて軽い紐状のテールガットに交換しています。

バイドラーのチェロ用テールピースのアジャスターは2種ある

AKUSTICUS のテールピースはアジャスターは内蔵式になっています。調弦時の微調整がこの大変優秀なアジャスターでかなり楽になります。

AKUSTICUSの年式によってアジャスターの素材が異なるようで、強化プラスチック製のものと金属製のものがあるみたいです。この材料の違いによる重量の違いがあります。

古い方が軽い。結構違いますね。

つやを消していく

ガンプラなどで艶消しする際に用いる方法でやってみます。

ガンプラの艶消しはリアル感がうまれるとのことです。

メラニンスポンジで強くこすります。

擦ってみた結果、全然変わらない笑

紙ヤスリの800番くらいでこすったほうが効果はありそう。

艶消しスプレーも試してみたいですね。

次回を乞うご期待!

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