サイレントチェロにガット弦を張ると、ピックアップマイクで拾うとどんな音になるのか気になり、実践。
とにかくA線とD線をガット弦にしてみることに。
テールピースに取り付けるのは、普及しているスチール弦でよく使用されるボールエンドではありません。ループエンド弦といいます。
チューニングアジャスター無しでテールピースの穴に通し綺麗に取り付けられました。
ヘッド側は便利なギア式のペグなので取り付け楽々です。
ヤマハサイレントチェロSV-50のペグでチューニング出来るのが楽ちん過ぎます。
ちなみにペグに弦を2周くらいすれば良いという考えがあるそうですが、私はグルグルに巻きます。
私は長いことエレキベースを弾いていたのですが、エレキベース弦も極力ペグに多く巻き付けるようにしていました。
理由を図解します。
図の赤い弦のようにあまりペグに巻き付ける周数が少ないとナットに対して弦の角度が浅くなります。
対して緑の弦のようにペグに多く巻き付けると弦の位置がペグの付け根の方に押し出されます。
それによりナットに乗っかる部分とペグとの弦の角度が付くとナットに対してテンション（圧力）をかけることができる（と思う）のです。
テンションが弱いとビリつく事があるので少しでもテンションをかけるためにペグに弦を多く巻き付けるのが良いのでは？という考えです。
あと気分的にペグにたくさん巻いてあるほうがヘッドと弦が一体化している感覚があります。
気分の問題ですが、気分は音に表れてしまいますので納得感が大事だと考えます。
肝心の、サイレントチェロにガット弦を装着したらどんな音になるのか？別の記事で音声をアップしていこうと思います。今回はこれにて。
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