チェロを運ぶときに、ふいに部屋の柱の角にぶつけちゃった。傷がついちゃったよぅ。
でもね、少しの傷なら平気です!
弦楽器の小キズを隠せるグッズ
弦楽器の小さな傷を目立たなくさせることができるクリーナーがあります。
幸せな世界です。

ネットで「弦楽器ポリッシュ」などのワードで検索すると見つかります。
リンクも貼っておきます。
このあたりの商品が私は好きです。最高です。
写真右のギャラックスはオレンジの香りがとても良い香りです。ポリッシュ(極上のつぶつぶ)が入っているそうです。
写真左のヒルアンドサンズはイギリス製。独特な油絵の具のような香りがありますが、個人的には特に臭くは感じないです。慣れました。
弦楽器用ポリッシュを使ってみた
さてさていつの間にか付いていた傷を目立たなくしていきたいと。

これです。近くで見ると目立ちます。
白く線状に傷がついているように見えます。よく起こるひっかき傷です。
私の場合は慣れているので、直にポリッシュ(今回はヒルアンドサンズ)を垂らします。

傷の近くに1滴垂らします。1滴で充分です。1滴垂らそうとしても3滴くらい出ちゃったりします。
薄く伸ばすようにクロスやただのティッシュで優しく擦ります。
クロスもオススメはありませんが普段私が使っているもののリンクを貼っておきます。

セーム革のクロスは洗ってほぼ永遠に使えるんじゃないかと思われるくらい長持ちしますので、長い目で見ると安上がりです。
ポリッシュを拭き取る時に最大限に注意したいこととしては
絶対に力を入れないこと!
です。表板に変に強い圧力をかけると最悪のケースとしては、大事な大事な大事な楽器を破損させてしまう恐れがあります。
あくまで表面の傷のついたニスの部分を優しく擦るだけです。
擦ってるうちにポリッシュが引き伸ばされてニスがわずかに磨かれます。
余分なポリッシュをティッシュなどで拭き取っていきます。
するとどうでしょう、1分もしないで解決です。

目立たなくなりました!
というか、見えません笑
写真もどこを撮っていいか分からなくなっちゃいました。
凄まじい威力です。なんと、この効果はずっと続きます。
この程度のひっかき傷なら、再び傷が目立ってくる、というようなことはほぼありません。
是非お試し下さい。
但し、お使いの楽器のニスによってはポリッシュが合わない場合もあるので、必ず目立たないところで試してみることをお勧めします。
高級な楽器でもデリケートなニスが剥がれてしまう恐れがあります。安価な量産品のニスのほうが耐久性に優れていることも多々あります。
コメント