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チェロ用の超軽量ウルフエリミネーター

修理

僅か 1.08g のウルフエリミネーター(ウルフキラー)により、強烈なウルフを改善させました。

チェロのウルフ対策

私のチェロはD線とG線の F# にウルフが有り、その影響で発音しづらい音域が発生したり、音づまりがあったり、経年により微妙なバランスになってしまっていました。

魂柱や駒の調整をしてもなかなか改善されず、職人さんいわく、駒を削って重量を減らしたり、テールピースを色々交換してみたり、弦を色々交換してみたり、最終策としては表板を開けてバスバーを補強または削り込んだりせねばバランスを整えられないということでした。

最も簡単な解決法は、ウルフキラーやウルフエリミネーターを用いることです。

ウルフエリミネーターのデメリット

ウルフエリミネーターやウルフキラーと呼ばれる道具は、弦楽器特有のウルフの位置(周波数)をズラしたり、振動の増幅をを抑えたりできまふ。

チェロのウルフが消える(ウルフが移動する)変わりに、そのチェロ本来の響きは失われます。

キラキラした伸びのある素敵なA線の音が、G線に取り付けたウルフエリミネーターのおかげで、マットな音質に変わったり伸びやかでなくなったり、また、演奏の体感覚として弦を揺らすための弓に乗せる腕の重さ加減も変化したりします。

もちろん、逆に音の伸びが良くなることもあり、弦楽器の難しくも、楽しいところですね。

ウルフエリミネーターの重量

ウルフエリミネーターごとの重量の違いは以前にも記事で書きました。

ウルフ対策のためのウルフ・キラーやウルフ・エリミネーターの効果や違い
ウルフが激しい楽器(チェロ)の場合、ウルフキラーやウルフエリミネーターを用いることが大抵です。チェロのウルフ音はヴァイオリンのウルフと比べてもかなり激しいものがあります。私のチェロの場合はD線第1ポジションのE音とG線の4ボジE音でウルフが…

6グラム弱から11グラムが一般的なようです。

ウルフエリミネーターは重量が重いほどに、ウルフ改善効果と音質やチェロの響きへの影響が大きいです。

今回のウルフエリミネーターはなんと、わずか1.08グラム!

とても軽いので、これで改善できるのかどうか?

ウルフエリミネーターの取り付け位置

ウルフキラーをお使いの方は感じていると思いますが、ウルフキラー(筒型の金属とゴムで弦を押さえるようなタイプ)の取り付け位置は、駒に近ければ近い程、わかりやすく効果が出ます。

駒寄りテールピース寄りと取り付け位置を色々と動かし、演奏しては位置を調整する、を繰り返し行い、最も効果の出つつ音質の良い感じの位置を探しますよね。

今回のウルフエリミネーターは極軽いので、音質や演奏心地への影響が少ない。その代わりにウルフ対策効果を高めるために極駒寄りに取り付けるという趣旨のツールです。

こんな感じ。

取り付け位置と小ささと形から、何かが弦に付いてるよ?と言われそう。

1.08グラムのウルフエリミネーターの効果

結果から申しますと、ウルフが解決しました!

ウルフエリミネーターの重さによる演奏のしづらさは回避しながらもウルフ位置を変化させる効果はしっかりあります。

音質への影響も少なく感じます。

こんな軽くて小さいウルフエリミネーターなのに、不思議と筐体の大きなチェロの暴れん坊なウルフ音を抑えてくれます。

いやぁ、弦楽器って不思議ですね〜。

めでたしめでたし。

手作りウルフエリミネーターの商品を詳しく知りたい方はコメントください!

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